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資金繰り表とキャッシュフロー計算書の違い|それぞれの活用法とは

◯資金繰り表、キャッシュフロー計算書とは、両者の違いは?
資金繰り表とキャッシュフロー計算書はどちらも会社の資金やその流れに係る書類です。
会社の資金の額やそのバランス、流れなどが判明し、融資や今後の経営判断において非常に重要な役割を果たします。
これらを活用することで経営状況の判断につながったり、今後の資金の増減から融資の必要性を判断することなどができます。

 

資金繰り表とキャッシュフロー計算書の違いは時間軸にあります。
具体的には、資金繰り表はこれからの資金がどのように推移していくかの予測、キャッシュフロー計算書は今までのキャッシュの流れをまとめている表になります。
つまり、キャッシュフロー計算書で今までの一定期間における営業活動のお金の動きなどをレポートとして残すことができ、資金繰り表は今後のお金の動きを予測して今後どのタイミングでどのくらいのお金が必要になりそうか、ということを経営目線で判断するための資料になります。

 

◯資金繰り表、キャッシュフロー計算書の活用法
資金繰り表とキャッシュフロー計算書は適切に活用することで次の経営判断へとつなげていくことが出来ます。
具体的には下記の活用方法があります。

 

(1)資金のバランスを見る
キャッシュフロー計算書は過去の一定期間での資金の出入りを項目別に見ることが出来ます。
そのため、稼ぎが多いのか、負債や経費が少ないのかなど資金状況をバランスという観点から見ることで今後の経営において、どの分野に偏りや修正ができるところがあるのかなどを判断していくことが出来ます。
また、経費のバランス、資金投下のバランスなどを判断することが可能です。

 

(2)これからの経営の伸びしろと課題を見つける
資金繰り表とキャッシュフロー計算書、双方を活用していくことでこれからの経営の伸びしろを見つけていくことが出来ます。
具体的には、資金繰り表で将来的な資金の動きを予測していきますが、この参考になるのが過去の資金の動きであるキャッシュフロー計算書です。
過去の資金の動きに着目しながら資金繰り表を作成していくことで、今後削れる経費や無駄を見つけることができるほか、経営改善ポイントを見つけ出すことが可能です。

 

こうした資金繰り表とキャッシュフロー計算書の活用によって、現在の経営が抱える課題と今後の経営におけるのびしろを発見して経営判断を確かなものへとしていきましょう。

 

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税理士佐藤昌哉(さとう まさや)

  • 所属団体

    名古屋税理士会名古屋東支部(118216)

    認定経営革新等支援機関

  • 経歴
    理系の大学を卒業後、法律事務所に勤務。資格の取得に興味を持つ。平成22年、税理士試験5科目(簿記論、財務諸表論、所得税、消費税、相続税)合格。平成23年4月21日税理士登録。その後、独立し、佐藤昌哉税理士事務所を設立・開業する。
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